楽天モバイルの衛星通信はいつから?iPhone対応・AST・J-LEOの違いを解説

楽天モバイルの衛星通信はいつから?iPhone対応・AST・J-LEOの違いを解説

「楽天モバイルの衛星通信はいつから使えるの?」「iPhoneならもう使えると聞いたけれど本当?」——調べてみると、話がかみ合わない情報が並んでいて混乱しやすいテーマです。

結論からお伝えすると、楽天モバイルの衛星通信には「すでに使えるもの」と「これから始まるもの」の両方があります。対応するiPhoneなどでは、Apple社が提供する衛星経由のメッセージングが2026年3月26日からすでに利用できます。一方、低軌道衛星と市販のスマートフォンを直接つなぐ楽天モバイル独自の「Rakuten最強衛星サービス Powered by AST SpaceMobile」は、日本国内で2026年第4四半期のサービス提供開始を目指す段階です。

さらに2026年8月に公表された楽天グループの決算説明会資料では、これとは別に「J-LEO」という国内の低軌道衛星インフラ整備事業についても説明されています。この3つを分けて理解できれば、楽天モバイルの衛星通信をめぐる情報はかなり整理しやすくなります。

3つの衛星通信現在の状況衛星側を担う事業者
Apple社が提供する衛星経由のメッセージング対応端末で利用可能(2026年3月26日から対応)Globalstarおよびその関連会社
Rakuten最強衛星サービス Powered by AST SpaceMobile提供開始前。2026年第4四半期の提供開始を目指す段階米AST SpaceMobile
J-LEO(自律性確保に向けた低軌道衛星インフラ整備事業)一般向けのサービス名ではなく、衛星インフラを整備する事業未公表(インフラの詳細は今後開示予定)

この記事では、公式発表をもとに「すでに使える衛星通信の中身」「Rakuten最強衛星サービスの現状と未定な部分」「J-LEOとの違い」「au・ドコモとの違い」「今契約するときの判断基準」を順に整理します。

楽天モバイルの衛星通信は3つに分けて考える

情報が混ざりやすい原因は、「楽天モバイルの衛星通信」という言葉が、性質のまったく違う3つの取り組みを指してしまうことにあります。

  • Apple社の衛星経由メッセージング……端末メーカーであるApple社の機能に楽天モバイルが対応したもの。対応端末を持っていれば、すでに利用できます。
  • Rakuten最強衛星サービス Powered by AST SpaceMobile……楽天モバイルと米AST SpaceMobileが進める、市販スマートフォンと低軌道衛星の直接通信プロジェクト。提供開始前です。
  • J-LEO……国内で運用・管理される低軌道衛星の設備整備を支援する、総務省の事業。消費者が申し込む「サービス」ではありません。

「楽天モバイルの衛星通信はまだ使えない」という説明も、「もう使える」という説明も、どの取り組みを指しているかで正しさが変わります。以下、ひとつずつ確認していきます。

iPhoneでは衛星経由のメッセージングがすでに利用できる

楽天モバイルは2026年3月26日、Apple社が提供する衛星経由でSMSメッセージを送受信できるメッセージングサービスに対応したことを発表しました。対象となるのは、「iPhone 14」以降に発売された各種「iPhone」または「Apple Watch Ultra 3」です。

この機能では、モバイル通信が届かない場合やWi-Fi通信が利用できない環境でも、衛星通信を経由した「iMessage」および「SMS」を利用できます。災害などの緊急時にもメッセージの送受信が可能になる、という位置づけです。

衛星経由の「SMS」は、提供中の「iMessage」に加え、衛星経由の「緊急SOS」および「探す」機能を拡張するものだと案内されています。「緊急SOS」では、モバイル通信を利用できない環境でも中継センターを経由してApple社の専門スタッフとテキストでやりとりでき、必要に応じて緊急サービスへの連絡が行われます。「探す」では、家族や友人と位置情報を共有できます。

費用面については、衛星経由の「SMS」には通常のSMS送信料金が適用されますが、当面の間は無料で利用できると案内されています。また、Apple社の衛星通信機能は、「iPhone 14」以降または「Apple Watch Ultra 3」のアクティベーションから2年間無料で利用できるとされ、端末やアクティベーションの時期によって無料期間の起点や延長の扱いが異なります。「Apple Watch Ultra 3」で衛星経由の「SMS」を使う場合は、通信キャリアとの契約と、ペアリングされたiPhoneの電源が入っていてWi-Fiまたはモバイル通信に接続されていることが必要です(iPhoneが近くにある必要はないとされています)。

ここで大切なのは、この衛星接続はGlobalstarおよびその関連会社によって提供されるもので、AST SpaceMobileとは別だという点です。「iPhoneが楽天モバイルの衛星通信に対応した」「iPhoneがAST SpaceMobileに対応した」という理解は正確ではありません。Apple社の機能に楽天モバイルが対応した、と整理しておくと混乱しません。

また、送受信できるのはテキスト中心のメッセージであり、通常のモバイル通信と同じように何でも使えるわけではありません。実際の利用条件や操作方法は端末側の案内に従う形になります。

▷ 楽天モバイル公式プレスリリース(2026年3月26日・衛星経由のメッセージングサービス対応)

Rakuten最強衛星サービスはいつから?

楽天モバイル独自の衛星通信である「Rakuten最強衛星サービス Powered by AST SpaceMobile」については、日本国内で2026年第4四半期のサービス提供開始を目指すと発表されています。2026年8月に公表された楽天グループの決算説明会資料でも、この時期を目標とする方針が説明されています。

注意しておきたいのは、これが「目指している時期」であって、確定した開始日ではないことです。第4四半期のうちいつ始まるのか、開始時にどこまでの機能が使えるのかは、いずれも発表されていません。「〇月〇日から使えるようになる」と読み替えないようにしておきましょう。

楽天モバイルのネットワーク投資や最新の進捗は、決算ごとに公表される資料でも触れられています。数値面の動きを追いたい方は楽天モバイルの最新決算をまとめた記事もあわせてご覧ください。

Rakuten最強衛星サービスとは

「Rakuten最強衛星サービス Powered by AST SpaceMobile」は、楽天モバイルと米AST SpaceMobileが、ASTの低軌道衛星と市販されているスマートフォンによる直接の高速インターネット通信(音声・ビデオ通話等)を目指すプロジェクトです。両社は2020年3月に戦略的パートナーシップを締結し、このプロジェクトを推進しています。

公式に示されている目的は、次の2点です。

  • これまで日本でモバイル通信圏外だった山間部・離島等を含む、より広域のエリアカバーの実現
  • 災害などの緊急時に向けたネットワーク冗長性の実現

仕組みの面では、これまでの試験で、地上に設置したゲートウェイ地球局から衛星に向けて電波を発信し、衛星を介してスマートフォンが受信する形が採られています。つまり衛星だけで通信が完結するわけではなく、地上のゲートウェイ設備を経由して通信ネットワークにつながります。「地上設備を一切使わない通信」ではない点は誤解しやすいので、押さえておくと安心です。

なお、ASTは2024年9月12日に商用の低軌道衛星「BlueBird」の打ち上げに成功したと案内されています。衛星ダイレクト通信の基本的な仕組みやメリット・デメリットは、楽天モバイル公式の解説記事でも紹介されています。

▷ 衛星通信とは?スマホのダイレクト通信で実現できることもわかりやすく解説(楽天モバイル公式)

AST SpaceMobileとの実証試験はどこまで進んだ?

2023年4月:市販スマートフォン同士の音声通話試験に成功

2023年4月、両社は低軌道衛星によるモバイル・ブロードバンド通信を用いた、市販スマートフォン同士のエンドツーエンドでの直接通信による音声通話試験に、世界で初めて成功したと発表しました(試験衛星「BlueWalker 3」を使用)。

2025年4月:日本国内で市販スマートフォン同士のビデオ通話試験に成功

2025年4月には、日本国内で初めて、低軌道衛星と市販スマートフォン同士のエンドツーエンドでの直接通信によるビデオ通話に成功したと発表されました。福島県内に設置した楽天モバイルのゲートウェイ地球局から商用衛星「BlueBird Block 1」に向けて電波を発信し、衛星を介して市販スマートフォンが受信。福島県と東京都の間で、通話アプリを使ったビデオ通話が実現しています。

この試験は、実験試験局免許の予備免許を取得した上での事前疎通確認として行われたもので、今後実験試験局免許を取得の上、通信試験を開始する予定とされています。

▷ 楽天モバイル公式プレスリリース(2025年4月23日・国内でのビデオ通話試験成功)

ここでも押さえておきたいのは、実証試験の成功と、商用サービスとして誰でも申し込める状態になることは別だという点です。「試験で通信できた」という事実と、「決まった料金・条件で使える」という段階には距離があります。

料金・対応機種・提供エリアはどこまで決まっている?

Rakuten最強衛星サービスについて、2026年8月時点で公式に確認できることと、まだ発表されていないことを整理すると次のようになります。

項目現時点の状況
開始時期日本国内で2026年第4四半期のサービス提供開始を目指すと発表。正式な開始日は未発表
通信内容音声・ビデオ通話等を含む直接通信を目指すプロジェクト。開始時にどこまで使えるかは未発表
料金公式に「サービス提供方法(時間、価格など)は現時点で未定」と案内。既存プランに含まれるかも未発表
対応機種市販のスマートフォンとの直接通信を目指す方向性。正式な対応機種は未発表
提供エリア山間部・離島等を含む広域カバーを目指す方針。具体的な提供エリア・提供時間帯は未発表
使用する周波数帯公式に現時点で未定と案内
申し込み方法未発表

このように、確定している情報はまだ多くありません。「いくらで」「どの機種で」使えるのかを具体的に知りたい場合は、公式発表を待つ必要があります。

J-LEOとは?Rakuten最強衛星サービスとは別の取り組み

2026年に入って見かけるようになった「J-LEO」は、総務省が進める「自律性確保に向けた低軌道衛星インフラ整備事業」のことです。日本国内で運用・管理される低軌道衛星コンステレーションを活用した衛星ダイレクト通信サービスを提供する事業者に対して、衛星コンステレーションの構築に必要となる衛星や地上設備の整備を補助する事業だと説明されています。基金設置法人である情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)が、実際に事業を行う間接補助事業者を公募する仕組みです。

2026年6月30日、CIAJはJ-LEOの間接補助事業者として、RAST株式会社を申請代表、楽天モバイル株式会社を共同提案者とする申請を採択しました。楽天グループの2026年度Q2決算資料でもJ-LEOへの採択が説明されており、日本国内の通信インフラを優先的・安定的に維持できるレジリエンスの実現を目指すとしています。J-LEOを通じた通信インフラの詳細については、決定次第あらためて開示される予定とされています。

ここで混同しやすいポイントを整理しておきます。

  • J-LEOは一般ユーザーが申し込めるサービスの名前ではありません。衛星や地上設備を整備するための事業の名称です。
  • J-LEOは、2026年第4四半期の提供開始を目指すRakuten最強衛星サービスとは別の取り組みです。J-LEOに採択されたことが、そのまま同サービスの開始日や内容を示すものではありません。
  • J-LEOで整備される衛星インフラがどのようなサービスにつながるのかは、現時点では公表されていません。

事業そのものの概要は、総務省のページでも確認できます。

▷ 自律性確保に向けた低軌道衛星インフラ整備事業(J-LEO)/総務省

▷ 楽天グループ 2026年度第2四半期 決算説明会プレゼンテーション資料(PDF)

Apple・AST・J-LEOの違いを比べる

3つの取り組みを同じ軸で並べると、性質の違いがはっきりします。

比較項目Apple社の衛星経由メッセージングRakuten最強衛星サービスJ-LEO
位置づけ端末メーカーの機能に楽天モバイルが対応楽天モバイルとASTによる商用サービスのプロジェクト総務省による衛星インフラ整備事業
今使えるか対応端末があれば利用可能提供開始前消費者が使うサービスではない
使える内容衛星経由のiMessage・SMS、緊急SOS、探す音声・ビデオ通話等を含む直接通信を目指す(開始時の範囲は未発表)衛星・地上設備の整備を支援
衛星側の担い手Globalstarおよびその関連会社米AST SpaceMobile未公表(詳細は今後開示予定)
対象端末「iPhone 14」以降の各種iPhone、「Apple Watch Ultra 3」市販スマートフォンとの直接通信を目指す方向性。正式な対応機種は未発表該当なし
費用衛星経由のSMSは当面の間無料と案内。Apple社の機能は所定の無料期間あり未定該当なし

「楽天モバイルの衛星通信」と一括りにせず、この3つを分けて見るのが、いちばん誤解の少ない読み方です。

au・ドコモの衛星通信との違い

衛星とスマートフォンが直接通信するサービスは、楽天モバイルだけの取り組みではありません。auの「au Starlink Direct」、ドコモの「docomo Starlink Direct」はすでに提供が始まっています。比較軸をそろえて整理します。

比較項目au Starlink Directdocomo Starlink DirectRakuten最強衛星サービス
提供状況提供中提供中提供開始前
開始時期2025年4月10日2026年4月27日2026年第4四半期の開始を目指す(正式な開始日は未発表)
衛星事業者米SpaceX(Starlink)米SpaceX(Starlink)米AST SpaceMobile
対応端末対応機種のみ利用可対応機種・最新ソフトウェア・対応SIMが必要正式な対応機種は未発表
データ通信対応機種で一部アプリのデータ通信が可能対応機種・対応アプリでデータ通信が可能音声・ビデオ通話等を含む通信を目指す(開始時の範囲は未発表)
音声通話未対応と案内(2026年5月時点の公式表記)利用できないと案内目指す方針だが未確定
利用場所の条件au 5G/4G LTEエリア外で空が見える屋外エリア内・Wi-Fi接続下を除く、遮蔽物のない屋外未発表
料金・申し込みプランや回線により条件が異なる全プラン・申し込み不要/月額使用料無料未定

au・ドコモの衛星通信は「今すでに使えるサービス」で、テキストメッセージや対応アプリのデータ通信が中心です。一方、Rakuten最強衛星サービスは音声・ビデオ通話等を含む通信を目指す「これから始まるサービス」で、まだ提供開始前です。目指している内容と、他社が現在提供している内容は段階が異なるため、どちらが優れているかを今の時点で比べることはできません。au・ドコモとも、衛星通信時の音声通話には対応していません。

また、楽天モバイルの契約者も、対応するiPhoneなどを使っていれば衛星経由のメッセージングは利用できます。「他社は圏外でメッセージが送れるのに、楽天モバイルは何もできない」という状態ではない点は、あわせて押さえておくと安心です。

衛星通信で楽天モバイルの圏外はなくなる?

「圏外がなくなる」とは公式に示されていない

「衛星通信が始まれば圏外がなくなる」という期待の声もありますが、公式発表でそこまで明言されているわけではありません。示されているのは、より広域のエリアカバーや、災害などの緊急時に向けたネットワーク冗長性の実現を目指すという内容です。地上の基地局を置き換えるものではなく、補い合う関係として想定されています。

空が見える場所であることが前提になりやすい

衛星との直接通信は一般に、衛星との見通しが取れない場所(トンネルや建物の中など)では通信が難しくなります。実際、au・ドコモの現行サービスでも遮蔽物のない屋外であることが利用条件のひとつとされています。ただしこれは他社の例であり、Rakuten最強衛星サービスの利用条件がどうなるかは発表されていません。

屋内・地下の通信は地上側の対策で改善が進む領域

建物の中や地下でつながりにくいと感じる場合、衛星通信を待つよりも、地上側のエリア対策や端末の設定を確認するほうが現実的です。今つながりにくい場所がある方は電波が悪いときの原因と対処法をまとめた記事を先に確認してみてください。

衛星通信の開始を待ってから契約したほうがいい?

結論としては、Rakuten最強衛星サービスの開始を待つよりも、現在の生活圏が地上のエリアでカバーされているかどうかで判断するのが現実的です。料金・対応機種・提供エリアが未発表の段階では、契約の決め手にしにくいためです。

一方で、山間部や海上での利用が主目的という場合は、正式な対応エリア・対応機種・料金の発表を待ってから判断するほうが安心でしょう。

申し込み前の確認は、次の順番で進めるとスムーズです。

  1. 公式エリアマップで生活圏を確認する
    自宅・職場・通勤路・よく行く場所がエリア内かどうかを確認します。回線の仕組みやエリアの見方は楽天モバイルの回線とエリアを解説した記事で整理しています。
  2. 今の端末が対応製品かどうかを確認する
    使用中のスマートフォンが楽天モバイルの回線に対応しているかは、公式の対応製品確認ページで調べられます。
  3. パートナー回線に頼っていないかを確認する
    現在つながっている場所がパートナー回線(auローミング)中心の場合、今後の扱いも気になるところです。詳しくはauローミング終了に関する記事で解説しています。
  4. 申し込み条件を確認する
    MNP(他社からの乗り換え)か新規申し込みかで条件が変わります。適用条件は申し込み前に確認しておくと安心です。

▷ 楽天モバイル公式エリアマップで確認する

従業員紹介キャンペーンを使って申し込む場合

エリアを確認して申し込みを進める場合は、楽天モバイルの従業員紹介キャンペーンを利用する方法もあります。紹介リンクからログインしたうえで申し込むと、ポイント還元の対象になる仕組みです。

ポイント数や適用条件は変更されることがあるため、申し込み前に紹介リンクからログインして、表示される内容を最終確認してください。手順は従業員紹介キャンペーンの申し込み手順で詳しくまとめています。キャンペーン全体の位置づけは楽天モバイル従業員紹介キャンペーンの解説ページもあわせてご覧ください。

なお、衛星通信は現時点で申し込み条件に関係する要素ではありません。衛星通信を理由に申し込みを急ぐ必要はない、という点も添えておきます。

よくある質問

楽天モバイルの衛星通信はもう使えますか?

どの衛星通信を指すかで答えが変わります。Apple社が提供する衛星経由のメッセージングは、対応端末であればすでに利用できます。一方、楽天モバイルとAST SpaceMobileによる「Rakuten最強衛星サービス」は提供開始前で、2026年第4四半期の提供開始を目指す段階です。

楽天モバイルでiPhoneの衛星通信は使えますか?

Apple社が提供する衛星経由のメッセージングは、楽天モバイルでも対応するiPhoneで利用できます。対象は「iPhone 14」以降に発売された各種iPhone、または「Apple Watch Ultra 3」です。一方、AST SpaceMobileを利用する「Rakuten最強衛星サービス」の正式な対応機種はまだ発表されていません。

Androidスマートフォンでも衛星通信は使えますか?

楽天モバイルが2026年8月時点で対応を案内しているのは、Apple社が提供する衛星経由のメッセージングです。Android搭載スマートフォンについて同様の案内は確認できません。また、「Rakuten最強衛星サービス」の正式な対応機種も発表されていないため、今後の公式案内を確認してください。

「2026年第4四半期」とは具体的にいつですか?

楽天グループの2026年度第4四半期は10月〜12月にあたります。ただし、正式なサービス開始日は未発表です。

衛星通信に追加料金はかかりますか?

Apple社の衛星経由メッセージングについては、衛星経由の「SMS」に通常のSMS送信料金が適用されるものの、当面の間は無料で利用できると案内されています。「Rakuten最強衛星サービス」の料金は、公式に現時点で未定と案内されています。

屋内や地下でも衛星通信は使えますか?

衛星との直接通信は一般に、衛星との見通しが取れない場所では通信が難しくなります。他社の現行サービスでも遮蔽物のない屋外が利用条件のひとつとされています。「Rakuten最強衛星サービス」の利用条件は未発表です。

au・ドコモの衛星通信とは何が違いますか?

auの「au Starlink Direct」とドコモの「docomo Starlink Direct」はすでに提供されており、テキストメッセージや対応アプリのデータ通信が中心です。「Rakuten最強衛星サービス」は音声・ビデオ通話等を含む通信を目指すプロジェクトですが、2026年8月時点では提供開始前です。

J-LEOは今すぐ使えるサービスですか?

いいえ。J-LEOは総務省が進める「自律性確保に向けた低軌道衛星インフラ整備事業」で、衛星や地上設備の整備を補助する事業です。一般ユーザーが申し込むサービス名ではなく、2026年第4四半期の開始を目指す「Rakuten最強衛星サービス」とも別の取り組みです。

まとめ:楽天モバイルの衛星通信は「もう使えるもの」と「これから」を分けて考える

楽天モバイルの衛星通信は、3つに分けて整理すると混乱しません。Apple社が提供する衛星経由のメッセージングは、2026年3月26日から対応するiPhoneなどで利用できます。楽天モバイル独自の「Rakuten最強衛星サービス Powered by AST SpaceMobile」は、2026年第4四半期の提供開始を目指す段階で、料金・対応機種・提供エリアはいずれも未発表です。そしてJ-LEOは、国内の衛星インフラを整備する総務省の事業で、消費者が申し込むサービスではありません。

将来的にエリアの選択肢が広がる可能性はありますが、現時点で「どこでもつながるようになる」と決まっているわけではありません。今から申し込みを検討している方は、まず公式エリアマップで生活圏がカバーされているかを確認することから始めるのが確実です。

エリアに問題がなければ、あとは申し込み条件の確認です。適用条件は変わることがあるため、紹介リンクからログインしたあとの表示内容を最終確認してから進めてください。

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