- 2026年3月7日
Rakuten WiFi Pocket 5G 実機レビュー|従来機より速い?自宅利用とクレードルの使い勝手を検証
Rakuten WiFi Pocket 5Gを実際に使ってみた感想をレビュー。筆者環境では従来機より……

Rakuten WiFi Pocket 5Gを買おうと公式ページを見たら、「販売を一時停止しております」と表示されていて困った方もいるのではないでしょうか。
結論から言うと、楽天モバイル回線で使うモバイルルーターを今すぐ手に入れたい方の選択肢は、大きく次の3つです。
本記事では、Rakuten WiFi Pocket 5Gの現在の販売状況、販売停止の理由として案内されている内容、そして代替ルーターの選び方を整理します。購入前に確認しておきたい注意点もあわせて解説します。
Rakuten WiFi Pocket 5Gの代替を選ぶときの考え方はシンプルです。「5G対応が必要かどうか」「楽天モバイル公式で買える端末がよいかどうか」で候補が変わります。
| こんな方 | おすすめの代替候補 |
|---|---|
| 5G対応・自宅でも外でも本格的に使いたい | +F FS050W(SIMフリー・5G対応) |
| NEC製で幅広いバンドに対応した5Gルーターを選びたい | Aterm MR51FN(SIMフリー・5G対応・nanoSIM) |
| 初期費用を抑え、楽天モバイル公式で買いたい | Rakuten WiFi Pocket Platinum(4G対応・特価キャンペーン対象) |
Rakuten WiFi Pocket 5Gと同じ「5G対応・楽天モバイル公式」の代替端末は、現時点では公式ラインアップ内にありません。そのため、5Gにこだわるならば、SIMフリーのモバイルルーターを別途用意するのが現実的な選択肢になります。
楽天モバイル公式のRakuten WiFi Pocket 5G製品ページでは、「販売を一時停止しております」と案内されている状態が続いています。販売再開の時期は、現時点では公式から明確な発表は確認できていません。
Rakuten WiFi Pocket 5Gは、2026年3月3日(火)に発売されたばかりの楽天モバイルオリジナル5Gモバイルルーターです。発売記念価格2,990円(楽天モバイル同時申し込み時)で注目を集めましたが、発売直後に公式サイト・店舗ともに販売を停止する状態となっています。
ITmedia Mobileの報道によれば、楽天モバイル広報のコメントとして、Rakuten WiFi Pocket 5Gと同時に申し込んだ回線で「Rakuten Link」アプリの利用が制限される事象が確認されたことが、販売停止の理由として案内されています。
実際、Rakuten WiFi Pocket 5G公式ページにも、「『Rakuten WiFi Pocket 5G』と同時に申し込みされた回線(プラン)をスマートフォンでご利用の場合、Rakuten Linkアプリは利用できません。OS標準の電話・メッセージアプリをご利用ください。」という注意書きが現在も掲載されています。
報道内容と公式ページ上の注意書きを踏まえると、現時点では端末そのものの不具合というより、ルーター同時申込回線でRakuten Linkが利用できない点について、案内・表示の見直しが必要になっている状況と考えられます。表示の見直しが完了次第、改めて案内するとされています。
なお、こうした事情は今後の発表で内容が更新される可能性があります。最新の状況は、楽天モバイル公式のRakuten WiFi Pocket 5G製品ページでご確認ください。
代替ルーターを選ぶ前に、Rakuten WiFi Pocket 5Gがどのような端末だったのかを整理しておきましょう。
| 項目 | Rakuten WiFi Pocket 5G |
|---|---|
| 通信 | 5G(Sub6) / LTE対応 |
| SIMタイプ | eSIMのみ |
| 連続通信時間 | LTE:約10時間 / 5G:約9時間 |
| 同時接続台数(Wi-Fi) | 最大24台※ |
| 重量 | 約177g |
| Wi-Fi規格 | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax |
| 本体価格 | 16,800円(同時申込時 発売記念価格2,990円) |
※メインSSID・ゲストSSIDそれぞれ最大16台、合計の最大接続数は24台。
ポイントは、5G対応・eSIM専用・Wi-Fi 6(11ax)対応・同時接続最大24台という点です。代替機を選ぶ場合も、これに近い使い方ができるかどうかを基準にすると選びやすくなります。
楽天モバイル回線をモバイルルーターで使う場合、価格だけで選ぶのはおすすめしません。特に次のポイントを確認しておきましょう。
もっとも大切なのは、楽天モバイルで利用される周波数帯に対応しているかどうかです。対応バンドが合っていない端末を選ぶと、SIMを入れてもつながりにくい、エリア内なのに電波をつかみにくいといった問題が起きる可能性があります。
購入前には、端末メーカーの公式仕様ページや販売ページで対応バンドを確認しましょう。とくに、楽天モバイルが2023年から導入を進めているプラチナバンド(700MHz帯)への対応有無は、屋内や郊外でのつながりやすさに関わるため要チェックです。プラチナバンドはLTEのBand 28(700MHz帯)にあたり、5G用のn28とは別の周波数帯のため、SIMフリールーターを選ぶ際は、4G側の対応バンドにBand 28が含まれているかも確認しておくと安心です。
Rakuten WiFi Pocket 5Gの代わりを探すなら、自然な候補は5G対応ルーターです。ただし、5G対応のSIMフリーモバイルルーターは価格が高めで、3万円台〜が目安になります。
自宅や利用場所が楽天モバイルの5Gエリア外であれば、4G対応ルーターでも十分なケースがあります。「5G対応だから必ず速い」とは限らず、実際の速度は利用場所、建物の構造、時間帯、混雑状況によって変わります。
Rakuten WiFi Pocket 5GはeSIMのみ対応でした。一方、代替ルーターの中には、nanoSIMのみ対応のもの、eSIMとnanoSIMの両方に対応するものがあります。
楽天モバイルを新しく申し込む場合、どのSIMタイプで契約するかも端末選びに関わります。とくに、eSIMで使いたい場合は、ルーター側がeSIMに対応しているかを必ず確認してください。
自宅で固定回線代わりに使うなら、バッテリーを入れたまま長時間充電する使い方には注意が必要です。長時間つけっぱなしにするなら、バッテリーレス稼働に対応している端末や、クレードル・LANステーションに対応している端末のほうが管理しやすくなります。
外出先だけでなく自宅でも使う予定なら、ここはかなり重要なチェックポイントです。
Rakuten WiFi Pocket 5Gの代わりとして、SIMフリーモバイルルーターからまず検討したいのが、富士ソフトの+F FS050Wです。
+F FS050Wは、5G対応のSIMロックフリーモバイルルーターです。eSIMとnanoSIMのデュアルSIMに対応しており、用途に応じて回線を切り替えられる点が特徴です。
| 項目 | +F FS050W |
|---|---|
| 通信 | 5G(Sub6) / 4G対応 |
| SIMタイプ | eSIM × 1 + nanoSIM × 1(デュアルSIM) |
| 5G対応バンド | n1 / n3 / n28 / n41 / n77 / n78 / n79 |
| 連続通信時間 | 5G:約9時間 / 4G:約11時間 |
| 同時接続台数(Wi-Fi) | 最大32台 |
| 重量 | 約198g |
| 自宅利用 | バッテリーレス稼働対応/別売「+F 充電/LANステーション」対応 |
| 国際ローミング | 非対応 |
富士ソフト公式のソフトウェア更新履歴では、2023年2月のファームウェア更新で楽天モバイルのeSIMに対応したことが案内されています。eSIMでの利用実績がある点は、楽天モバイルで使う代替ルーターを選ぶうえで安心材料になります。
とくに魅力的なのは、バッテリーレス稼働に対応している点です。バッテリーを外して電源ケーブルだけで使えるため、据え置き利用との相性がよい端末です。さらに、別売の「+F 充電/LANステーション」を使えば、有線LAN接続も視野に入ります。
本体価格はRakuten WiFi Pocket 5Gより高くなりやすく、3万円台〜での販売が中心です。また、国際ローミングには非対応のため、海外利用を想定する方はその点もご確認ください。
もうひとつの候補が、NECプラットフォームズのAterm MR51FNです。Aterm MR51FNも5GとWi-Fi 6に対応したSIMフリーモバイルルーターで、国内4キャリア(docomo、au、SoftBank、楽天モバイル)で利用されているバンドに対応していることが公式に案内されています。
| 項目 | Aterm MR51FN |
|---|---|
| 通信 | 5G(Sub6) / 4G / 3G対応 |
| SIMタイプ | nanoSIM × 1(eSIM非対応) |
| 5G対応バンド | n1 / n3 / n28 / n41 / n77 / n78 / n79 |
| 通信速度(5G) | 受信時最大3.8Gbps / 送信時最大218Mbps(理論値) |
| Wi-Fi規格 | Wi-Fi 6(11ax)対応・最大1,201Mbps |
| 連続通信時間 | 5G/4G時:約9時間 / 4G時:約10時間 |
| 同時接続台数(Wi-Fi) | 最大16台 |
| 重量 | 約167g |
| 自宅利用 | 別売クレードル「PA-MR51-EX5C」対応(有線LAN接続可) |
Aterm MR51FNはnanoSIMのみ対応で、eSIMには対応していません。楽天モバイルをeSIMで使いたい方には、+F FS050Wのほうが選びやすくなります。また、同時接続台数は最大16台と、+F FS050Wの32台より少ない点も使い方によっては影響します。
さらに、NEC公式仕様では楽天モバイルの700MHz帯(プラチナバンド)には対応していない旨の注記があります。楽天モバイル回線で使う場合は、利用予定エリアや屋内でのつながりやすさも含めて確認しておきましょう。
「SIMフリーの5Gルーターは少し高い」「楽天モバイル公式で安心して買いたい」という方には、Rakuten WiFi Pocket Platinumも現実的な代替候補です。
Rakuten WiFi Pocket Platinumは、楽天モバイルが販売しているオリジナルモバイルルーターのうち4G対応モデルにあたる端末です。Rakuten最強プラン/Rakuten最強U-NEXT同時申し込み時に、特価キャンペーン(キャンペーンコード:2808)の対象となれば、本体価格から10,819円割引(税込)が適用されます。
| 項目 | Rakuten WiFi Pocket Platinum |
|---|---|
| 通信 | 4G対応(5G非対応) |
| SIMタイプ | nanoSIM |
| 主な特典 | 同時申込時、特価キャンペーン適用で本体価格から10,819円割引 |
| 主な用途 | 外出先での通信、自宅での補助回線など |
5G非対応というデメリットはありますが、Webサイトの閲覧、動画視聴、ビジネスチャット程度の用途であれば、4Gでも十分快適に使えるケースが多くあります。とにかく初期費用を抑えたい方や、まずはモバイルルーターの使い勝手を試してみたい方にとっては、有力な選択肢です。
キャンペーンの適用条件や割引額は変更される可能性があるため、購入前に楽天モバイル公式の最新案内をご確認ください。
できるだけ安く済ませたい場合、中古の4G対応モバイルルーターを検討する方もいると思います。ただし、楽天モバイル回線で使うなら、対応バンドの確認が必須です。古いモバイルルーターや他社専用端末では、楽天モバイルで快適に使えない可能性があります。
中古端末を選ぶ場合は、以下の点に注意してください。
「とりあえず安く試したい」なら中古4Gルーターも選択肢になりますが、長く使う前提なら、+F FS050WやAterm MR51FNのような現行の5G対応SIMフリールーター、もしくは楽天モバイル公式のRakuten WiFi Pocket Platinumを選ぶほうが安心です。
モバイルルーターをすぐに買わず、スマホのテザリングで代用する方法もあります。楽天モバイルは、スマホのテザリング用途でも利用しやすい料金体系です。ノートPCやタブレットをたまに接続する程度なら、まずはスマホのテザリングで試してみるのもよいでしょう。
ただし、次のような使い方をする場合は、専用ルーターを用意したほうが快適です。
スマホのテザリングは手軽ですが、常用するならモバイルルーターのほうが管理しやすくなります。
楽天モバイル回線をモバイルルーター用に新しく契約する場合は、申し込み前にキャンペーン条件もあわせて確認しておくと安心です。
楽天モバイルには複数の紹介系キャンペーンがあり、条件に該当する方は従業員紹介キャンペーン(キャンペーンコード:2162)の利用も検討できます。2026年4月時点では、MNP最大14,000ポイント/乗り換え以外最大11,000ポイントの特典が案内されています。
ただし、2026年3月2日 9:00以降の申し込み分は、開通後にRakuten Linkアプリでの発信通話(10秒以上の通話を1回)が条件として案内されています。Rakuten Linkはスマートフォン向けアプリで、モバイルルーターでは利用できません。そのため、回線をルーター専用で使う予定の方は、別途お持ちのスマートフォン側で条件を満たせるかをあらかじめ確認しておくとよいでしょう。
キャンペーン特典の進呈時期や具体的な手順については、以下の関連記事もあわせてご確認ください。
キャンペーンは内容が変更される場合があります。申し込み前に、ログイン後の表示内容で最新の条件を最終確認してください。
Rakuten WiFi Pocket 5Gはもう買えないのですか?
楽天モバイル公式ページでは「販売を一時停止しております」と案内されている状態が続いています。販売再開の有無や時期については、公式ページで最新情報をご確認ください。
Rakuten WiFi Pocket 5Gの代わりに一番おすすめなのはどれですか?
用途によって異なります。5G対応・eSIM利用・自宅でも外でも使いたい方は+F FS050W、NEC製で国内4キャリアバンド対応を重視する方はAterm MR51FN、初期費用を抑えて楽天モバイル公式で買いたい方はRakuten WiFi Pocket Platinum(4G・特価キャンペーン対象)が候補になります。
Aterm MR51FNと+F FS050Wはどちらがよいですか?
eSIMを使いたい方や、自宅でバッテリーレス稼働させたい方は+F FS050Wが選びやすい端末です。一方、nanoSIMで運用する予定で、NEC製ルーターの安心感を重視する方はAterm MR51FNが候補になります。楽天モバイルをeSIMで申し込みたい場合は、+F FS050Wのほうが扱いやすくなります。
4Gルーターでも楽天モバイルは使えますか?
対応バンドが合っていれば使える可能性があります。ただし、古い端末や他社専用端末では、楽天モバイルで快適に使えない場合があります。購入前に対応バンドとSIMロックの有無をご確認ください。楽天モバイル公式で買えるRakuten WiFi Pocket Platinumであれば、4G利用前提なら安心して選べます。
モバイルルーターでRakuten Linkは使えますか?
Rakuten Linkはスマートフォン向けアプリのため、モバイルルーターでは利用できません。Rakuten Linkの利用条件が関係するキャンペーンを利用する場合は、お持ちのスマートフォン側での利用条件もあわせてご確認ください。
SIMフリールーターで楽天モバイルのeSIMは使えますか?
eSIMに対応しているSIMフリールーターであれば利用できる場合があります。+F FS050Wは富士ソフト公式の更新履歴で楽天モバイルのeSIMへの対応が案内されています。一方、Aterm MR51FNはnanoSIM専用のためeSIMには対応していません。お申し込み前に、各端末の動作確認情報をご確認ください。
Rakuten WiFi Pocket 5Gは、5G対応の楽天モバイル公式モバイルルーターとして魅力的な端末ですが、現在は公式ページ上で販売一時停止中です。
代替を選ぶときは、用途に合わせて次のように考えるとシンプルです。
どの端末を選ぶ場合も、購入前に対応バンド、SIMタイプ、在庫、価格、利用予定エリアを確認しましょう。販売再開を待てるのであれば、Rakuten WiFi Pocket 5Gの特徴を改めて整理しておくのもおすすめです。
楽天モバイル回線を新しく契約する場合は、端末選びだけでなく、申し込み前にキャンペーン条件もあわせて確認しておくと安心です。
MNPで14,000ポイント、新規契約で11,000ポイント進呈。
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▼キャンペーンの詳しい条件や手順は、こちらの解説記事で紹介しています。
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