楽天モバイルの国際通話で高額請求に注意|Rakuten Linkでも無料にならないケースを解説

楽天モバイルは、Rakuten Linkアプリを使うことで、国内通話をお得に使いやすい点が大きな魅力です(0570などから始まる他社接続サービスや一部特番は無料通話の対象外です)。一方で、国際通話については条件によって料金が発生する場合があり、思い込みのまま使うと高額請求につながることがあります。
SNS上では「国際通話 19,152円」といった請求額に驚く投稿も見られ、改めて利用前の条件確認の大切さが話題になっています。本記事では、楽天モバイルの公式情報をもとに、国際通話で高額請求を防ぐために知っておきたいポイントを整理します。
※本記事の料金・条件は、楽天モバイル公式ページの記載をもとにまとめています。最新の対象国・料金・サービス条件は楽天モバイル公式でご確認ください。
Xで話題になった「国際通話 19,152円」の投稿
きっかけになったのは、Xで投稿された次のようなポストです。
国際通話 19152円
完全にやらかした…😭 pic.twitter.com/LjFjLbFhei
— ふーた (@cathaydelightvg) April 25, 2026
投稿に添えられた画像には「Rakuten Link 国際通話/SMS 19,152円」といった表示が映っています。ただし、個別の利用状況は第三者からは断定できません。発信元のアプリ、相手側の利用状況、滞在国・地域など、料金の発生条件は複数の要素が絡み合います。
重要なのは、特定のケースを過度に一般化することではなく、「Rakuten Linkを使えば国際通話・国際SMSがすべて無料」という思い込みを持たないことです。実際の請求内容を確認したい場合は、Rakuten Linkアプリ内のmy 楽天モバイル機能で利用明細を開くか、楽天モバイルサポートで確認するのが確実です。
結論|Rakuten Linkでも国際通話が無料とは限らない
まず最初に押さえておきたい結論はシンプルです。
- Rakuten Linkアプリ同士の通話は、国際通話でも無料と案内されています
- 相手がRakuten Linkを使っていない海外の電話番号への発信は、国・地域別従量課金になります
- OS標準の電話アプリで発信すると、国・地域別従量課金になります
- 海外からOS標準の電話アプリで発信した場合、国際通話かけ放題の対象外になります
楽天モバイル公式では、国際通話かけ放題について「海外から発信する際はRakuten Linkをご利用ください」「海外からOS標準の電話アプリを利用して発信した場合、国際通話かけ放題のサービス対象外となります」と案内されています。Rakuten Linkを使っていれば必ず無料、というわけではない点が大切なポイントです。
楽天モバイルの国際通話で料金が発生しやすい3つのケース
「無料のつもりだったのに料金が発生していた」と感じやすいのは、主に次の3パターンです。
OS標準の電話アプリで海外宛てに発信した
iPhoneの電話アプリやAndroid標準の電話アプリから海外宛てに発信した場合、国・地域別従量課金の対象になります。Rakuten Linkではなく、いつものスマホ標準の電話アプリで発信していたケースです。
履歴から折り返したり、連絡先アプリから直接かけたりすると、Rakuten Linkではなく標準電話アプリで発信されてしまうことがあるため注意が必要です。
なお、楽天モバイル公式では、国際通話のサービスエリア・提供条件は予告なく変更になる場合があり、国・地域別の料金は事前確認が必要と案内されています。
海外滞在中にOS標準の電話アプリで発信した
海外滞在中の発信は、使うアプリで扱いが大きく変わります。公式では、海外から日本の電話番号へかける場合、Rakuten Linkを使えば無料、OS標準の電話アプリを使うと国・地域別従量課金になると案内されています。
- 滞在国と発信先の組み合わせによって扱いが変わる
- 国際通話かけ放題に加入している場合でも、対象国・地域や利用方法の条件を満たす必要がある
国際通話かけ放題は海外指定65の国と地域への通話が対象で、海外から発信する場合はRakuten Linkでの発信が前提です。OS標準の電話アプリで発信した場合は対象外となるため、海外滞在中こそアプリの選択に注意したいところです。
相手がRakuten Linkを使っていない
Rakuten Link同士なら無料でも、相手がRakuten Linkを利用していない場合は、海外の電話番号あての発信として国・地域別従量課金の対象になります。「自分はLinkを使っているから大丈夫」ではなく、相手側の利用状況も料金を左右します。
発信パターン別に整理すると、次のようになります。
| 発信する場所 | 使うアプリ | 相手 | 料金の扱い |
|---|---|---|---|
| 日本から | Rakuten Link | Rakuten Link利用者 | 無料 |
| 日本から | Rakuten Link | 海外の電話番号(Link未利用) | 国・地域別従量課金 |
| 日本から | OS標準の電話アプリ | 海外の電話番号 | 国・地域別従量課金 |
| 海外から | Rakuten Link | 日本の電話番号 | 無料 |
| 海外から | OS標準の電話アプリ | 日本・海外の電話番号 | 国・地域別従量課金(国際通話かけ放題の対象外) |
| 日本で着信 | ― | 海外の電話番号から | 無料 |
条件は変更される場合があります。最新の内容は公式ページとログイン後の表示内容で最終確認してください。
国際SMSにも同じ注意点があります
国際通話と同じく、国際SMSも条件によって料金が発生します。特にiPhoneの場合、iOS製品ではRakuten Linkで国際SMSを送受信できず、iOS標準のメッセージアプリでのやり取りになると案内されています。
さらにやっかいなのが、iPhoneのメッセージアプリではiMessage(青い吹き出し)とSMS(緑の吹き出し)が同じ画面に同居している点です。今まで青かった相手でも、状況によっては緑色の表示に変わり、SMSとして送信されることがあります。海外の番号あてであれば、国際SMSの送信料金が発生する場合があります。
料金の内訳や見分け方、iMessageのアクティベーションによる身に覚えのない請求への対処は、楽天モバイルの国際SMSとiPhoneのiMessageの違い・高額請求対策で詳しく解説しています。
高額請求を防ぐために確認すべき5つのポイント
ここからは、利用前後にチェックしておきたいポイントを5つにまとめます。
1. 発信前にRakuten Linkから発信しているか確認する
- 電話アプリのアイコンを間違えていないか
- 履歴や連絡先から折り返すと、標準電話アプリでの発信になることがある
- 発信時の画面で、Rakuten Linkを使っているかを目視確認する
「Linkを開いて、Linkの中で発信する」習慣をつけておくと、誤発信のリスクを下げられます。
2. 相手先の国・地域が対象か確認する
- 国際通話かけ放題の対象国・地域に含まれているか
- 対象外の国・地域は従量課金になるため、事前に料金表を確認
- 国番号を含めた正しい発信形式になっているか
対象国・地域の一覧と料金表は、国際通話かけ放題の公式ページに掲載されています。利用前に最新情報を確認しましょう。
3. 海外滞在中は使うアプリを固定する
- 海外からの発信はRakuten Linkに統一する
- ホテルや店舗からの着信履歴に折り返すときも、Rakuten Linkの画面から発信する
- 緊急連絡先など、標準の電話アプリを使わざるを得ない番号は事前に把握しておく
海外では「とっさに標準の電話アプリで折り返す」ことが起こりやすく、そこが対象外になりやすいポイントです。
4. my 楽天モバイル機能で国際通話・国際SMSの設定を確認する
海外でOS標準の電話アプリ・メッセージアプリを使う場合は、my 楽天モバイル機能の契約プラン画面でサービスがオンになっている必要があります。あわせて、利用状況や請求額の目安もここで確認できます。
なお楽天モバイル公式では、海外でOS標準の電話アプリ・メッセージアプリを利用した場合の利用額が5,000円を超過するごとに、サービスを一時停止することがあると案内されています。再開を希望する場合は、契約プラン画面から該当オプションをオンに戻す必要があります。
また、国際通話・国際SMSには毎月の利用限度額(20,000円)が設定されていると案内されています。これは国際通話と国際SMSをあわせた合計額に対するもので、請求額の絶対的な上限ではありません。超過を確認できた時点で停止するという運用のため、停止までに発生した利用分や再開後の利用実績に応じて、料金が発生する場合があります。
使い方の感覚をつかむまでは、ログイン後の表示内容を最終確認したうえで利用するのが安心です。
5. 長時間通話をするなら国際通話かけ放題を検討する
- 月額980円のオプション(Rakuten最強プラン データタイプは対象外)
- 対象は海外指定65の国と地域
- 海外から発信する場合はRakuten Linkでの発信が前提
- OS標準の電話アプリで発信すると、かけ放題の対象外になる
- 日割り対象外のオプション
「家族や友人と毎月まとまった時間、海外と通話する」予定があるなら、従量課金よりもかけ放題のほうが安心しやすい構成です。ただし、利用方法によって対象外になる条件があるため、申し込み前後で公式ページの最新情報を確認しておきましょう。
国際通話かけ放題に入っていても安心しきれない理由
国際通話かけ放題は便利なオプションですが、入ったから「どんな国際通話も無料」というわけではありません。公式ページの内容を整理すると、次のような前提があります。
- 対象は海外指定65の国と地域に限定されている
- 対象国・地域以外への発信は対象外となる
- 海外から発信する場合はRakuten Linkでの発信が前提で、OS標準の電話アプリで発信すると対象外になる
- 日割り対象外で、契約時点までに利用した国際通話は従量課金のままと案内されている
- 一定期間内に大量または多数の通信があった場合、利用を制限または中止することがあると案内されている
- サービスエリア・提供条件は予告なく変更される場合がある
特に見落としやすいのが4つ目です。高額な通話料が発生してから慌てて加入しても、それまでの通話分は従量課金のままということになります。「長く話す予定がある」と分かった時点で先に加入しておくのが、本来の使い方です。
「とりあえずかけ放題に入ったから何でもOK」ではなく、利用前に対象国・利用方法・最新の条件をチェックしておくことが、結果的に高額請求の予防につながります。
楽天モバイルは危ない?ではなく、使う前の確認が大切
ここまで読むと「楽天モバイルって怖い」と感じる方もいるかもしれませんが、ポイントは別のところにあります。
- 国内通話やデータ通信については、Rakuten Linkや海外ローミング2GBなど使い勝手のよい仕組みが用意されている
- 一方で、国際通話・国際SMSは、国内利用とは別の料金体系になっている
- 「Linkだから無料」と思い込まず、利用前に条件を確認することが何より重要
これは楽天モバイルに限らず、どのキャリアでも国際通話・国際SMSは特殊な料金体系になりがちなエリアです。仕組みを理解して使えば、必要以上に身構える必要はありません。
これから楽天モバイルを申し込む人はキャンペーン条件もあわせて確認しよう
楽天モバイルは料金面で魅力がありますが、国際通話・国際SMSの条件は事前確認が大切です。同じように、申し込み時のキャンペーン条件も見落とすと損につながりやすいポイントです。
これから楽天モバイルを申し込む方は、料金・通話条件に加えて、申し込みキャンペーンの内容や進呈条件も合わせて確認しておくと安心です。
- 従業員紹介キャンペーンの全体像を知りたい方は 楽天モバイル従業員紹介キャンペーン
- 申し込みの流れを順番に確認したい方は 従業員紹介の申し込み手順
- 条件・進呈タイミングなど細かな疑問は 従業員紹介FAQ
キャンペーン条件・適用可否についてはログイン後の表示内容を最終確認のうえ、申し込みに進むのが確実です。
よくある質問
Rakuten Linkを使えば国際通話は全部無料ですか?
無料とは限りません。Rakuten Linkアプリ同士の通話は無料と案内されていますが、相手がRakuten Linkを利用していない海外の電話番号への発信や、OS標準の電話アプリからの発信は国・地域別従量課金になります。相手先、発信場所、利用アプリ、対象国・地域、オプション加入状況によって料金が変わります。
海外から日本へ電話をかけるときも無料ですか?
海外から日本の電話番号へかける場合、Rakuten Linkを使えば無料と案内されています。ただしOS標準の電話アプリを使うと国・地域別従量課金となり、国際通話かけ放題に加入していても対象外になります。海外では発信アプリの確認が特に重要です。
国際通話かけ放題に入れば高額請求は防げますか?
対象国・地域と利用方法の条件を満たせば有効ですが、万能ではありません。海外から発信する場合はRakuten Linkでの発信が前提とされており、OS標準の電話アプリから発信した場合は対象外になります。また、契約時点までに利用した国際通話は従量課金のままと案内されているため、通話の前に加入しておく必要があります。
iPhoneでもRakuten Linkで国際SMSを送れますか?
iOS製品ではRakuten Linkで国際SMSを送受信できないと公式に案内されています。iOS標準のメッセージアプリを使うことになり、送信時に料金が発生する場合があります。詳しくは国際SMSとiMessageの違いを解説した記事をご覧ください。
すでに高額請求が出ている場合はどうすればいいですか?
まずmy 楽天モバイル機能で請求明細を確認し、どの通話・SMSに料金が発生しているかをチェックしましょう。内容に納得できない場合や詳細がわからない場合は、楽天モバイルのサポートへ問い合わせるのが確実です。今後の対策として、Rakuten Linkからの発信習慣やオプション設定の確認も合わせて見直しておくと安心です。
まとめ
楽天モバイルの国際通話は、利用条件によって料金が発生する場合があり、思い込みのまま使うと高額請求につながることがあります。最後にポイントを整理します。
- Rakuten Linkアプリ同士の通話は無料でも、すべての国際通話が無料になるわけではない
- OS標準の電話アプリで発信すると、国・地域別従量課金になる
- 海外からOS標準の電話アプリで発信すると、国際通話かけ放題の対象外になる
- 国際通話かけ放題は日割り対象外で、契約前の通話分はさかのぼって適用されない
- 国際通話・国際SMSには合計20,000円の利用限度額があるが、請求額の絶対的な上限ではない
- 国際SMSの料金やiPhoneでの注意点は国際SMSとiMessageの違いを解説した記事で詳しく紹介しています
楽天モバイル自体が危ないわけではなく、国際通話・国際SMSの仕組みを知ったうえで使うことが、高額請求を防ぐいちばんの近道です。これから申し込む方は、料金条件と合わせて、従業員紹介キャンペーンのような申し込み時のキャンペーン条件もあわせて確認しておくと安心です。
楽天モバイル従業員紹介キャンペーン
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