- 2026年5月30日
楽天モバイルのプラチナバンドはいつ広がる?対応エリア・効果・確認方法を解説
楽天モバイルのプラチナバンドはいつ広がるのか、700MHz帯の特徴や対応エリアの確認方法を解説。屋内……

結論からお伝えすると、楽天モバイルが基地局の設置をやめている、あるいはサボっているという理解は正確ではありません。公式の基地局設置情報を見ると、直近の期間でも全国各地で新しい基地局が設置されており、2026年度第2四半期の決算資料でも、下半期にかけて基地局建設をさらに加速する方針が示されています。
ただし、基地局が増え続けていることと、「全国どこでも十分につながる」ことは別の話です。この記事では、公式情報をもとに実際の設置状況と今後の計画を確認しながら、契約前に確認しておきたいポイントも整理します。
楽天モバイルは、基地局の新設・増設状況を「Rakuten最強プランプロジェクト進行中!」という公式ページで継続的に公開しています。
このページによると、直近の更新でも全国の広い範囲で新たな基地局が設置されており、基地局の建設が止まっている、あるいは滞っているとはいえない状況です。
2026年7月31日更新の情報では、2026年7月1日〜7月15日に全国32都道府県77市区町村で新たな基地局が設置されたと案内されています。また、2026年7月15日更新の情報では、2026年6月16日〜6月30日に全国36都道府県115市区町村で新たな基地局が設置されたことが分かります。(参照:楽天モバイル公式「Rakuten最強プランプロジェクト進行中!」)
さらに、2026年度第2四半期の決算資料でも、楽天モバイルは基地局建設を加速する方針を明らかにしています。基地局への投資自体は継続しており、「増やしていない」という状況ではないことがうかがえます。
一方で、基地局が増えていることと、住んでいる場所や職場で必ず快適に通信できることは、必ずしも同じ意味ではありません。この点については記事の後半で改めて整理します。
公式には基地局の新設・増設が続いているにもかかわらず、「サボっているのでは」という声が出てくる背景には、いくつかの理由が考えられます。
楽天モバイルは人口カバー率96%を達成した段階で、基地局の設置に関する話題が以前より取り上げられる機会が少なくなりました。サービス開始直後のように「基地局が○○局に到達」といった大きな節目のニュースが減ったことで、基地局の整備自体が止まっているように見えやすくなっている可能性があります。
基地局の設置が進んでいても、利用者が実際に評価するのは自宅や職場、駅、地下、商業施設など、自分が使う場所でつながるかどうかです。全国で基地局が増えていても、自分の生活圏に改善を実感できなければ「基地局が増えていないのでは」と感じるのは不自然ではありません。
楽天モバイルは700MHz帯(プラチナバンド)の活用を進めていますが、周波数帯の話題がクローズアップされる一方で、基地局そのものの新設・増設状況はあまり注目されにくい傾向があります。そのため、新しい周波数帯の話が中心になり、基地局の数自体は増えていないという誤解が生まれやすくなっています。
前述のとおり、楽天モバイルは公式ページで基地局の設置情報を継続的に公開しています。2026年7月31日更新時点の情報を見ると、直近の期間でも全国32都道府県77市区町村という広い範囲で新たな基地局が設置されており、特定の地域だけで工事が行われているわけではないことが分かります。
なお、ここでの「77市区町村」「115市区町村」という数字は、基地局の本数そのものではなく、新たに基地局が設置された市区町村の数を示しています。公式ページでは同一市区町村内の複数設置をまとめて記載する運用になっているため、基地局の本数と市区町村数は一致するとは限らず、実際の設置数がこの数字より多い場合があります。
また、このページは月に2回程度のペースで更新されており、更新のたびに新しい設置情報が追加されています。過去の更新分も「過去の基地局設置情報」として確認できるため、継続的に基地局が増え続けていることが把握できます。
このページの見方や、サービスエリアマップとの違いについては、別記事「楽天モバイルのRakuten最強プランプロジェクトとは?基地局設置情報の見方」で詳しく解説しています。あわせて確認してみてください。
2026年8月10日に発表された楽天グループの2026年度第2四半期決算資料では、楽天モバイルのネットワーク関連設備投資額について、第2四半期に393億円を計上したことが明らかにされています。そのうえで、2026年度の設備投資計画2,000億円については変更がなく、期初の計画を堅持する方針が示されています。(参照:楽天グループ株式会社「2026年度第2四半期決算ハイライトに関するお知らせ」)
同資料では、基地局工事の工程改革を進めることで、下半期の基地局建設をさらに加速させる方針も示されています。具体的には、用地交渉など建設に至るまでの前工程の一部を内製化したり、建柱工程の進行管理を工事会社別に細分化したりすることで、施工リソースの最適化を図っているとされています。より詳しい基地局建設の進捗は、楽天グループの「2026年度第2四半期決算説明会 プレゼンテーション資料」でも確認できます。
設備投資の計画自体を縮小するのではなく、むしろ建設のスピードを上げるための体制づくりが進められている段階といえます。決算の詳しい内容については、別記事「楽天モバイルの最新決算まとめ」でも取り上げています。
同じ決算資料によると、2026年内の電波発射目標数に対して、設置場所の確保から基地局工事設計までの前工程が2026年6月時点で約9割完了しています。
また、期初に計画していた分の基地局建設については、必要な工事会社のリソースもすでに確保済みとされており、下半期は実際の建設や電波発射といった後工程を加速させる段階に入っていることがうかがえます。
なお、工事設計まで進んだ案件の中には、その後の設置条件や周辺環境の精査によって建設を見送るケースも含まれるとされています。前工程が約9割完了していることは、計画中の基地局がすべてそのまま開局することを意味するものではありません。
前工程がここまで進んでいるということは、少なくとも2026年内に予定されている基地局建設については、計画自体が止まっている状態ではないと考えられます。
ここまで見てきたとおり、楽天モバイルは基地局の設置をサボっているわけではなく、今後もペースを上げて建設を進めていく方針です。
ただし、基地局の数が増えることと、「全国どこでも問題なく通信できる」ことは、必ずしも同じ意味ではありません。通信の快適さは、基地局の数だけでなく、周波数帯の特性や建物の構造、利用者が多い時間帯の混雑状況など、さまざまな要因が組み合わさって決まります。
そのため、「基地局が増えている=自分の生活圏でも確実に快適につながる」と単純に受け取ってしまうと、実際に使い始めたときの感じ方とのギャップが生まれる可能性があります。基地局の整備状況とあわせて、自分が利用する場所での通信環境を確認しておくことが大切です。
基地局の新設・増設に加えて、利用者が集中しやすい駅や地下鉄の通信品質についても、個別の対策が進められています。
たとえば東京メトロの一部駅では、電波の帯域拡張に続いてMIMO(複数のアンテナを使った通信技術)の導入が進められており、対策が完了した駅では通信の速度や安定性の改善が見込まれています。詳しい導入状況については、別記事「楽天モバイルの東京メトロ通信品質改善まとめ」で解説しています。
実際の通信速度がどの程度なのか気になる場合は、実測データをまとめた別記事「楽天モバイルの通信速度は実際どうか」もあわせて参考にしてください。
基地局の整備が続いていることは確認できましたが、実際に自分の生活圏で快適に使えるかどうかは、公式のサービスエリアマップで確認するのが基本です。契約を検討する場合は、次のような場所を中心にチェックしておくと安心です。
サービスエリアマップの具体的な見方や、電波状況を確認する手順については、別記事「楽天モバイルのエリアマップで電波状況を確認する方法」で解説しています。
実際に契約したあと、楽天回線・パートナー回線のどちらにつながっているか知りたい方は、別記事「楽天モバイルは今どちらの回線?確認方法」も参考にしてください。
エリアを確認して問題なさそうであれば、申し込みの際には従業員紹介キャンペーンの条件も比較してみることをおすすめします。エントリー方法や現在の特典内容は、別記事「楽天モバイルの申し込み手順」で確認できます。
この記事の内容を整理すると、次のようになります。
「サボっている」というよりは、公式の情報を見る限り、基地局の建設は着実に進んでいる段階といえます。とはいえ、実際の使い心地は場所によって差があるため、契約前には自宅や職場のエリアを確認したうえで、申し込み方法や特典についても合わせて確認しておくと、契約後のギャップを減らしやすくなります。
楽天モバイル従業員紹介キャンペーン
MNP最大14,000pt/乗り換え以外 最大11,000pt
紹介リンクからログインして条件を確認する
楽天IDでログインすると紹介ログインが完了します
ログインだけでは申し込み完了になりません
ログイン後にポイント数と対象条件を確認できます