楽天モバイルで子供のスマホ代は1年実質無料?年齢別料金と条件を検証

結論からお伝えすると、楽天モバイルに「子供のスマホ代が1年間0円になる」という公式プランはありません。ただし、最強こども割・最強青春割・最強家族割に紹介キャンペーンのポイントを組み合わせると、条件によっては1年間のプラン料金相当をポイントで賄える計算になります。一方で、18歳未満に原則必須のあんしんコントロール(フィルタリングサービス)や端末代、通話料などのオプション料まで含めると、必ずしも1年間0円にはならない点には注意が必要です。この記事では、年齢別の1年目の実質負担を実際の金額でシミュレーションしながら、「1年無料」と言われる理由と、その計算に含まれていないものを整理します。
楽天モバイルで子供のスマホ代は1年実質無料になる?
先に結論を整理します。楽天モバイルには「入会から1年間、月額料金が0円になる」という専用プランはありません。「1年実質無料」という表現が使われるのは、次の3つを組み合わせた場合の話です。
- 最強こども割・最強青春割・最強家族割による月額料金の割引
- 紹介キャンペーンで受け取れる楽天ポイントを、月額料金の支払いに充当すること
- 子供名義の契約でも、これらの割引・ポイントを問題なく利用できること
この3つがそろうと、3GB以内の利用であれば12歳以下は月額528円(税込)、13〜22歳は月額858円(税込)まで下がり、その1年分の金額をポイントで実質的にまかなえる場合があります。ただし、この「実質無料」はあくまでプラン料金部分の話です。18歳未満のあんしんコントロール(有償)、端末代、ユニバーサルサービス料、通話料などのオプション料は別途かかります。次の章で、年齢別に具体的な金額を確認していきます。
年齢別|1年目の実質負担を計算
ここでは、3GB以内の利用で最強家族割を適用した場合の月額料金をもとに、1年目(12カ月分)の実質負担を年齢別に計算します。あくまでプラン料金のみの金額で、端末代や通話料、あんしんコントロール等のオプション料は含みません。
| 年齢区分 | 適用される割引 | 月額料金(3GB以内) | 1年間(12カ月)の合計 |
|---|---|---|---|
| 12歳以下 | 最強家族割+最強こども割 | 528円 | 6,336円 |
| 13〜17歳 | 最強家族割+最強青春割 | 858円 | 10,296円 |
| 18〜22歳 | 最強家族割+最強青春割 | 858円 | 10,296円 |
13〜17歳と18〜22歳が同じ858円になっているのは、どちらも最強青春割(13歳から23歳の誕生月前月まで適用)の対象だからです。12歳以下は最強こども割の対象で、13歳の誕生月前月まで適用されたのち、自動的に最強青春割に切り替わります。
次に、18歳未満の契約で原則必須となるあんしんコントロール(月額550円、1回線につき最初の3カ月無料)を含めた場合の1年目の実質負担も確認しておきます。
| 年齢区分 | プラン料金(1年分) | あんしんコントロール(9カ月分) | 1年目の合計目安 |
|---|---|---|---|
| 12歳以下 | 6,336円 | 4,950円 | 約11,286円 |
| 13〜17歳 | 10,296円 | 4,950円 | 約15,246円 |
あんしんコントロールは1回線につき最初の3カ月が無料になります。3カ月無料を単純計算すると、有料期間は9カ月相当で550円×9カ月=4,950円が目安です。実際の請求額は、利用開始日や日割り計算によって前後します。この金額を加えると、12歳以下でも1年目の実質負担は1万円を超える計算になります。18〜22歳は年齢上あんしんコントロールの対象外のため、表1の金額がそのまま1年目の目安になります。なお、上記はいずれもRakuten最強プラン・3GB以内利用を前提とした金額で、ユニバーサルサービス料、通話料、端末代、その他オプション料は含まれていません。
子供の月額料金を安くする3つの割引
ここまでの計算のもとになっている3つの割引制度を、簡単に整理します。詳しい適用条件や手続きは、最強こども割・最強青春割の総合解説記事で詳しく解説していますので、あわせてご確認ください。
最強こども割(12歳以下)
12歳以下(13歳の誕生月前月まで)を対象に、Rakuten最強プランなどの月額料金から3GB以内の利用で最大440円(税込)が割引されます。子供本人名義での契約と、Rakuten Linkアプリの利用が条件です。
最強青春割(13〜22歳)
13歳から22歳(23歳の誕生月前月まで)を対象に、月額料金から110円(税込)が割引されます。契約は本人名義で、こちらもRakuten Linkアプリの利用が条件です。
最強家族割
家族や同居者など、複数回線を契約している場合に毎月110円(税込)が割引される制度です。最強こども割・最強青春割とあわせて適用できます。上記のシミュレーションも、この最強家族割を含めた金額です。
割引額や対象年齢の詳細は楽天モバイル公式の最強こども割ページと最強青春割ページでも確認できます。いずれの割引も、2026年8月5日から適用操作の仕組みが変わっています。以前は旧my 楽天モバイルアプリから適用手続きを行っていましたが、現在はmy 楽天モバイル(Rakuten Linkアプリ内)のホーム画面から、「適用する」ボタンをタップして基本情報を確認し、「参加する」を選ぶ流れに統一されています。旧アプリでの操作方法が紹介されている情報を見かけた場合は、古い情報の可能性があるため注意してください。
従業員紹介ポイントをスマホ料金に使うときの注意点
楽天モバイルの従業員紹介キャンペーンでは、他社から電話番号そのまま乗り換え(MNP)の場合は14,000ポイント、乗り換え以外(新規契約・プラン変更)の場合は11,000ポイントが、被紹介者に進呈されます。子供用に新しい電話番号を取得して申し込む場合は「新規契約」となります。
このポイントを表1・表2の金額と照らし合わせると、プラン料金だけであれば12歳以下(6,336円)・13〜17歳(10,296円)・18〜22歳(10,296円)のいずれも、11,000ポイントの範囲でまかなえる計算になります。ただし、あんしんコントロールを含めた表2の金額(12歳以下は約11,286円、13〜17歳は約15,246円)まで含めると、新規契約の11,000ポイントだけでは不足する場合があります。
ポイントを月額料金の支払いに充てる場合は、次の点にも注意してください。
- 楽天ポイントは1ポイント=1円として月額料金へ充当できます。期間限定ポイントも利用可能です
- 口座振替を選んでいる場合、ポイントを月額料金の支払いに充当できません。ポイント払いを利用したい場合は、対応する支払い方法・ポイント支払いの設定を事前に確認してください
- 紹介キャンペーンのポイントは、条件達成の確認後すぐに一括で進呈されるわけではなく、数カ月に分けて進呈されます。1年目の最初から満額を使えるわけではない点も踏まえて計画してください
紹介キャンペーンの詳しい申し込み手順やポイント進呈時期は、紹介キャンペーンの申し込み方法とポイント進呈スケジュールの記事で確認できます。他のキャンペーンとの併用可否についてはキャンペーン併用早見表もあわせてご覧ください。
18歳未満はあんしんコントロールも含めて考える
18歳未満の方が楽天モバイルを利用する場合、あんしんコントロール(フィルタリングサービス)の契約が原則必須です。利用しない場合は、保護者による「フィルタリングサービスを利用しない旨の申出書」の提出が必要になります。月額料金は550円(税込)で、1回線につき最初の3カ月は無料です。
あんしんコントロールでは、主に次のような機能を利用できます。
- 子供の居場所を確認できる位置情報機能
- 年齢に応じたフィルタリング設定
- 利用時間の制限など、利用状況の見守り機能
「1年実質無料」という表現を見かけた場合は、この月額550円分が計算に含まれているかどうかを確認することをおすすめします。表2で計算したとおり、あんしんコントロール込みで考えると、プラン料金だけの場合よりも1年目の実質負担は数千円単位で上がります。
端末も必要なら1円スマホと従業員紹介を比較
子供のスマホデビューにあわせて端末も新しく用意する場合は、楽天モバイルショップ限定の端末キャンペーンも選択肢になります。18歳以下(申し込み月に19歳になる方は19歳の誕生月まで)を対象に、対象の楽天回線対応スマートフォンを実店舗で新規申し込みとあわせて購入すると、端末価格が1円になるキャンペーンです。
対象製品や実施期間などの詳細は楽天モバイル公式のキャンペーンページで確認できます。ただし、このショップ限定の端末キャンペーンは、従業員紹介キャンペーンを含む他のキャンペーンとは併用できません。つまり、次のどちらかを選ぶ形になります。
- 端末1円キャンペーンを選ぶ場合:対象端末を1円で購入できる一方、従業員紹介キャンペーンの特典は併用できません
- 従業員紹介キャンペーンを選ぶ場合:ポイントを月額料金にあてられる一方、端末は通常価格や他の端末購入キャンペーンで用意する必要があります
家族のおさがり端末や持ち込み端末を使う、あるいはSIMのみで契約する場合は、端末購入が発生しないため従業員紹介キャンペーンを選ぶほうがシンプルです。一方、対象端末で新しいスマホを用意したい場合は、端末1円キャンペーンと従業員紹介キャンペーンのどちらがトータルで得になるか、対象端末や店舗での取り扱い状況を確認したうえで比較することをおすすめします。使用予定の端末が楽天回線に対応しているかどうかは、対応製品の確認記事でチェックできます。
子供名義で申し込むときに間違えやすいポイント
子供名義での契約でつまずきやすいポイントを簡単に整理します。詳しい申し込みの流れや必要書類は、未成年契約の手順を解説した記事で詳しく解説しています。
- 親が使っている楽天IDでそのまま子供名義の契約を申し込むことはできません。子供自身の楽天IDを用意する必要があります
- 未成年の契約には、法定代理人の同意書など所定の書類が必要です
- 最強こども割・最強青春割は、子供(本人)名義での契約であることが条件です。名義を誤ると、割引が適用されない場合があります
- 18歳未満はあんしんコントロールが原則必須です。契約時にあわせて手続きが必要になります
名義や必要書類まわりで迷った場合は、上記の未成年契約の記事もあわせて確認しておくと、申し込み時に慌てずに済みます。
よくある質問
楽天モバイルに「子供は1年間無料」という公式プランはありますか?
いいえ、1年間0円になる専用プランはありません。最強こども割・最強青春割・最強家族割と、紹介キャンペーンで受け取れるポイントを組み合わせることで、条件によってはプラン料金相当をポイントで賄える場合がある、という位置づけです。
12歳以下の子供の月額料金はいくらですか?
3GB以内の利用で最強家族割・最強こども割を適用した場合、月額528円(税込)です。3GBを超えた月は、最強こども割の割引額が110円(税込)になります。
18歳未満の契約にあんしんコントロールは必須ですか?
原則必須です。利用しない場合は、保護者による申出書の提出が必要になります。月額550円(税込)で、1回線につき最初の3カ月は無料です。
従業員紹介ポイントと端末1円キャンペーンは一緒に使えますか?
いいえ、併用できません。楽天モバイルショップ限定の端末1円キャンペーンは、他のキャンペーンと併用できないため、従業員紹介キャンペーンとどちらか一方を選ぶ必要があります。
子供名義で契約する場合、親の楽天IDを使い回せますか?
いいえ、使い回すことはできません。親の楽天IDでそのまま子供名義の契約を申し込むことはできないため、子供自身の楽天IDを用意する必要があります。詳しい手順は未成年契約の記事で解説しています。
まとめ
楽天モバイルに「子供のスマホ代が1年間0円になる」という専用プランはありませんが、最強こども割・最強青春割・最強家族割による月額料金の引き下げと、紹介キャンペーンのポイントを組み合わせることで、プラン料金相当を実質的にポイントで賄える場合があります。一方で、18歳未満に原則必須のあんしんコントロールや、端末代、通話料などのオプション料まで含めると、1年目の実質負担は1万円を超えるケースが多いというのが実態です。「1年実質無料」という言葉を見かけたときは、その計算に何が含まれていて、何が含まれていないのかを確認したうえで、ご自身のケースにあてはめて検討することをおすすめします。申し込みの具体的な流れは紹介キャンペーンの申し込み方法のページで、最新のキャンペーン内容はトップページでご確認ください。なお、実際に適用される割引額やポイント数は、ログイン後の画面表示で最終確認してください。
楽天モバイル従業員紹介キャンペーン
MNP最大14,000pt/乗り換え以外 最大11,000pt
紹介リンクからログインして条件を確認する
楽天IDでログインすると紹介ログインが完了します
ログインだけでは申し込み完了になりません
ログイン後にポイント数と対象条件を確認できます